ディロフォサウルスとは?
でぃろふぉさうるす
ディロフォサウルスとは、ジュラ紀前期に北米で生息した大型肉食恐竜で、頭部の二つの骨の冠が特徴的な種です。
ディロフォサウルス(Dilophosaurus wetherilli)は、約1億9000万年前のジュラ紀前期(シネムール期〜プリンスバッキアン期頃)に現在の北アメリカ大陸(主にアメリカ・アリゾナ州付近)に生息していた獣脚類の恐竜です。属名は「二つの冠を持つトカゲ」を意味し、頭骨の上に走る二枚の薄い骨の隆起(クレスト)が最大の特徴です。
体の特徴は次のとおりです。
- 全長:約6メートルほどと推定される比較的大型の獣脚類
- 二つの骨の冠:ディスプレイやプライド誇示のためと考えられているが、詳細は不明
- 細い歯と前肢のかぎ爪:肉食であったとされるが、どのような獲物を捕食していたかは議論がある
1993年の映画『ジュラシック・パーク』において、首回りのフリルを広げて毒液を吹きかける描写が登場しましたが、これは映画上の演出であり、化石記録にフリルや毒腺の痕跡は確認されていません。映画による影響で一般的な知名度は高い恐竜ですが、実際の生態については学術的な研究が現在も続いています。
ジュラ紀前期の生態系において当時最大級の陸上捕食者のひとつとされており、古生物学的にも重要な種です。
使い方・例文
古生物学の書籍や恐竜図鑑で頭部のクレストの説明に登場するほか、映画『ジュラシック・パーク』で印象的な場面に使われた恐竜として語られます。
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