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ディゾルブとは?

でぃぞるぶ

ディゾルブとは、映像編集において一つの場面が徐々に薄れながら次の場面が重なって現れる、なめらかな場面転換の技法です。

ディゾルブ(Dissolve)は、映画・映像編集における場面転換技法(トランジション)の一つです。前の映像が徐々にフェードアウトしながら、同時に次の映像がフェードインし、一瞬だけ二つの映像が重なって見える状態を経て切り替わります。「オーバーラップ」と呼ばれることもあります。

ディゾルブには次のような特徴と効果があります。

  • 時間の経過や場所の移動を穏やかに、かつ詩的に表現できる
  • 二つの映像を重ねることで、視覚的・意味的なつながりを示唆できる
  • 急激な場面転換(カット)に比べて、感情的な余韻を残しやすい
  • 夢・回想・幻想シーンへの移行によく使われ、現実とは異なる世界観を示す

映画史上では、古典的ハリウッド映画から広く用いられてきた技法で、モンタージュ理論とも関わりを持ちます。単純なカット編集と比べると制作コストが高かった時代もありましたが、デジタル編集が普及した現代ではソフトウェア上で簡単に適用できます。

ディゾルブとよく比較される技法に「フェードアウト→フェードイン」がありますが、こちらは一度完全に暗転または白転するのに対し、ディゾルブは映像が重なるという点で異なります。商業映画のほかミュージックビデオや広告映像など幅広いジャンルで活用されています。

使い方・例文

映画で登場人物の顔のアップから、その人物が若かった頃の回想シーンへとゆっくり溶けるように切り替わるような演出がディゾルブの典型です。時間の流れや記憶の移行を視覚的に表現する際によく使われます。

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