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ティルトローター機とは?

てぃるとろーたーき

ティルトローター機とは、ヘリコプターのように垂直に離着陸しながらも、ローターを前傾させることで固定翼機並みの高速巡航が可能な航空機の一形式です。

ティルトローター機(英: tiltrotor aircraft)は、翼端に取り付けた大型のローター(回転翼)をナセルごと傾けることで、垂直離着陸(VTOL)と高速水平飛行を一機で実現する航空機です。離着陸時にはローターを垂直に向けてヘリコプターのように浮上・降下し、上昇後にローターを前方へ傾けてプロペラとして機能させ、固定翼機に近い飛行へ移行します。

この方式の利点は次のとおりです。

  • 滑走路が不要で狭い場所からも運用できる
  • 通常のヘリコプターより大幅に速く、航続距離も長い
  • 固定翼機と回転翼機の特性を一機に集約できる

実用化された代表的な機体として、アメリカ海兵隊・空軍特殊作戦軍が運用するベル・ボーイングV-22オスプレイが挙げられます。オスプレイは輸送任務・特殊作戦支援などに使われ、日本の自衛隊でも導入が進められています。民間向けにはベル社のベル360とアグスタウェストランド(レオナルド)AW609などが開発・認証取得を進めています。

課題としては機体構造の複雑さ、開発コストの高さ、ホバリング時のダウンウォッシュ(吹き下ろし風)の強さ、過渡期飛行中の安全性確保などが挙げられます。それでも軍民双方での需要は根強く、次世代型の開発が続けられています。

使い方・例文

「ティルトローター機のV-22オスプレイは、空母や強襲揚陸艦から離艦し、ヘリコプターでは届きにくい遠距離への部隊輸送に使われています。」のように軍事・航空の話題で登場します。

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