航続距離とは?
こうぞくきょり
航続距離とは、乗り物が燃料や電力を一度補充してから次の補充が必要になるまでに走行・飛行できる距離のことです。
航続距離とは、燃料や電力などのエネルギーを満タンまたはフル充電した状態から、それを使い切るまでに移動できる最大距離のことです。自動車・電気自動車・航空機・船舶など、さまざまな乗り物に用いられる概念です。
自動車の場合、航続距離はおもに燃料タンクの容量と燃費(単位距離あたりの燃料消費量)で決まります。電気自動車(EV)では、バッテリー容量(kWh)と電費(km/kWh)が主要な決定要因です。実際の航続距離は、走行速度・気温・エアコンや暖房の使用・道路の勾配・積載重量などによって大きく変動します。
カタログに記載される航続距離は、規定された試験サイクル(日本ではWLTCモード)で計測された参考値であり、実走行ではこれより短くなることが一般的です。EVに関しては
- 冬場の寒冷地では暖房消費でカタログ値より30〜40%程度低下することもある
- 高速道路での高速走行は空気抵抗が増し、市街地走行より航続距離が短くなる
- バッテリーの経年劣化により航続距離は徐々に短くなる
航空機では、燃料搭載量・機体重量・高度・向かい風・追い風などが航続距離を左右します。軍事航空機では増槽(外部燃料タンク)や空中給油によって航続距離を延伸する技術も使われます。航続距離はEVの普及における最大の課題のひとつとして、充電インフラの整備とともに今も技術開発が続いています。
使い方・例文
「このEVの航続距離は600kmです」というように、フル充電から走れる最大距離を示す指標として、車選びの重要な比較項目になります。
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