ティルトシフトとは?
ちるとしふと
ティルトシフトとは、カメラのレンズを傾けたり平行移動させる技法で、ミニチュア模型のような独特の映像表現に使われます。
ティルトシフト(Tilt-Shift)とは、カメラのレンズまたはフィルム面を通常と異なる角度に傾ける(ティルト)操作と、レンズを上下左右に平行移動させる(シフト)操作を組み合わせた撮影技法、またはその効果を再現した画像加工技術のことです。
ティルトシフトには主に2つの用途があります。
- 建築・製品撮影での遠近感修正:シフト操作により、建物を下から撮った際の「あおり」による垂直線の歪みを補正できます。建築写真や商品撮影でよく用いられます。
- ミニチュア効果の演出:ティルト操作でピントが合う範囲(被写界深度)を意図的に狭めることで、まるでジオラマや模型を撮影したような映像が得られます。航空写真や高所から撮影した風景に適用すると効果的です。
専用のティルトシフトレンズは高価ですが、デジタル処理でも同様の効果を後から付加できるため、写真・動画編集ソフトや各種アプリで広く用いられています。
近年はSNSやCMでミニチュア風動画として活用されることが増え、現実の都市景観や自然風景をかわいらしく幻想的に見せる表現技法として人気があります。
使い方・例文
高層ビルの屋上から街を撮影した写真にティルトシフト加工を施すと、まるで精巧なジオラマのように見えます。
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