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ティフィナグ文字とは?

てぃふぃなぐもじ

ティフィナグ文字とは、北アフリカベルベル人(アマジグ人)が伝統的に使ってきた固有の文字体系のことです。

ティフィナグ文字(Tifinagh)は、北アフリカに暮らすベルベル人、自称「アマジグ(イマジゲン)」の言語であるタマジグト語(ベルベル語)を表記するために用いられる文字です。「ティフィナグ」という名称の語源にはいくつかの説があり、フェニキア文字に由来するとも、「ベルベルの文字」を意味するアマジグ語の表現に由来するとも言われています。

その歴史は古く、紀元前数世紀にさかのぼるとされており、サハラ砂漠の岩壁画や碑文にその痕跡が残っています。長い間、特にトゥアレグ族の間で民間伝承的に受け継がれてきました。

20世紀後半にアマジグ文化復興運動が活発になると、ティフィナグ文字の標準化が進みました。2003年にモロッコの王立アマジグ文化研究所(IRCAM)が現代版の標準字形「ネオ・ティフィナグ」を制定し、モロッコでは学校教育や公的な標識にも使われるようになっています。

文字の形は幾何学的な点・線・円の組み合わせが特徴的で、他の文字体系とは一線を画す独特の外観を持ちます。アルジェリアやリビアでも一部使用されており、アマジグ語話者のアイデンティティを象徴する文字として重視されています。

使い方・例文

「モロッコの道路標識には、アラビア語・フランス語とともにティフィナグ文字で地名が表記されていることがあります。」

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