本文へスキップ

ヘブライ文字とは?

へぶらいもじ

ヘブライ文字とは、ヘブライ語やイディッシュ語などの表記に使われる、右から左に書く22字からなるアルファベットのことです。

ヘブライ文字は、主にヘブライ語を表記するための文字体系で、右から左へ書き進めます。22の子音字母から構成されており基本的に母音を文字として表記しない「子音文字(アブジャド)」の一種です。ただし聖書の注釈本などでは、点と線の組み合わせによる「ニクダー」と呼ばれる母音記号が添えられることがあります。

その起源は古代セム系文字にさかのぼり、フェニキア文字と共通の祖先を持ちます。現在のヘブライ文字の形(アッシリア字体とも呼ばれる四角字体)はバビロン捕囚以後に定着し、以降2500年以上にわたって使われ続けてきました。

ヘブライ語はユダヤ教の聖典タナハ(旧約聖書)の言語であり、ヘブライ文字はユダヤ教・ユダヤ文化と深く結びついています。19世紀末〜20世紀にかけてのシオニズム運動の中で日常語として復興され、現在はイスラエルの公用語として約900万人が使用しています。

また、ヘブライ文字はイディッシュ語(東欧系ユダヤ人の言語)やラディーノ語(スファラディ系ユダヤ人の言語)の表記にも使われます。各文字には数値が対応する「ゲマトリア」と呼ばれる伝統的な数秘術的解釈もあり、宗教・哲学の文脈でも重要です。

使い方・例文

「ヘブライ文字はイスラエルの街頭看板や新聞で見られるほか、ユダヤ教の礼拝で使われる聖典やお祈りの書物にも用いられています。」

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語