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ツノザメ科とは?

つのざめか

ツノザメ科とは、背びれの前にトゲ(棘)を持つことを特徴とする、深海から浅海まで幅広く生息する小型から中型のサメ分類群です。

ツノザメ科(学名:Squalidae)は、ツノザメ目に属するサメの科で、第一・第二背びれの前縁にそれぞれ鋭いトゲ(棘)を持つことが名前の由来であり、最大特徴です。世界中の海洋に広く分布し、浅い沿岸域から水深数百メートルの深海まで生息しています。

ツノザメ科の主な特徴は以下のとおりです。

  • 両背びれに棘を持ち、防御手段として機能するとされる
  • 尾びれに下葉がほとんど発達しない非対称形が多い
  • 臀びれ(しりびれ)を持たない
  • 胎生または卵胎生で、繁殖速度は比較的遅い

最も代表的な種はアブラツノザメ(Squalus acanthias)で、体長1メートル前後、世界で最も漁獲量の多いサメのひとつです。フィッシュアンドチップスの魚として英国で利用されてきたほか、日本でも食用や肝油(スクワレン)の原料として利用されてきた歴史があります。乱獲による資源減少が懸念されており、国際的な保護管理の対象となっている種も含まれます。

使い方・例文

深海魚として紹介される小型のサメの中には、ツノザメ科に属する種が含まれることが多く、背びれの棘が他のサメとの見分けポイントになります。

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