チョウジソウとは?
ちょうじそう
チョウジソウとは、日本の湿地や河川沿いに自生するキョウチクトウ科の多年草で、淡青紫色の小花が丁子(クローブ)の形に似ることが名の由来です。
チョウジソウ(丁字草)は、キョウチクトウ科チョウジソウ属に分類される多年草です。学名はAmsonia ellipticaで、日本・朝鮮半島・中国に分布し、国内では本州・九州の低地の湿地、河川敷、草原などに自生します。
草丈は50〜80センチメートルほどで、茎は直立し、細長い披針形の葉が互生します。5〜6月ごろに茎の先端に淡青紫色の小花を多数つけます。花冠は細い筒状で先端が5裂しており、この花の形が香辛料の丁子(クローブ)の形に似ていることから「チョウジソウ」の名がつきました。
生育環境の特徴として以下が挙げられます。
- 河川の氾濫原や湿地を好む
- やや日当たりのよい場所に多い
- 土壌の水分を必要とするが、過湿には弱い
日本では湿地の開発や河川改修による生育地の消失が進み、環境省のレッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています。生態系保全の観点から、自生地の保護が求められています。
使い方・例文
チョウジソウは初夏に淡青紫色の花を咲かせるため、湿地植物の観察会や植物園の水辺エリアで紹介される機会が多い植物です。
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