チャンドラグプタ・マウリヤとは?
ちゃんどらぐぷたまうりや
チャンドラグプタ・マウリヤとは、古代インド最初の統一王朝であるマウリヤ朝を建国した君主で、インド亜大陸の大部分を初めて統一した人物です。
チャンドラグプタ・マウリヤは、紀元前4世紀後半にマウリヤ朝を打ち立て、インド史上初めて亜大陸の広大な領域を一つの権力のもとに収めた王です。アレクサンドロス大王のインド遠征後の混乱期に台頭し、宰相カウティリヤ(チャーナキヤ)の補佐を受けながら権力基盤を固めたとされます。
彼の治世の特徴は以下の通りです。
- ナンダ朝を打倒してマガダ国を掌握し、首都パータリプトラを確立した
- セレウコス朝のセレウコス1世と戦い、インダス川流域の領土を獲得した
- カウティリヤが著した政治論書「アルタシャーストラ」に基づく中央集権的行政を整備した
- 貨幣制度・道路網・徴税システムを整備し、帝国運営の基礎を作った
晩年はジャイナ教に深く帰依し、王位を息子のビンドゥサーラに譲ったと伝えられます。その孫にあたるアショーカ王がマウリヤ朝の最盛期を築いたことを考えると、チャンドラグプタは帝国の礎を作った創業者として、インド史における重要性は計り知れません。
使い方・例文
歴史の授業や世界史の教科書では、「マウリヤ朝の創始者」として登場します。古代インドの政治思想を学ぶ文脈でも、アルタシャーストラとともに取り上げられることがあります。
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