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ダム貯水池とは?

だむちょすいいけ

河川をダムでせき止めることによって形成された人工的な湖(貯水池)で、上水道・農業用水・発電・洪水調節などに利用されます。

ダム貯水池(ダムちょすいち)とは、河川を横断して建設されたダムによってせき止められ、上流側に形成された大規模な人工の湖のことです。「ダム湖」とも呼ばれ、ダムとセットで河川の流量を調節・貯留するための水資源インフラとして機能します。

ダム貯水池の主な役割は以下の通りです。

  • 上水道・工業用水の確保:降水量の多い時期に水を貯め、渇水時に安定して供給する
  • 農業用水の安定供給:水田の田植え時期など用水需要が高まる季節に放流する
  • 水力発電:貯水位の落差を利用してタービンを回し、電力を発生させる
  • 洪水調節:大雨時に流入水量を一時貯留し、下流への流量ピークを低減する
  • 流量維持(環境用水):渇水期に一定量を放流して河川の最低流量を保つ

貯水池の水質管理も重要な課題です。ダム湖は流れが緩やかなため富栄養化が起きやすく、アオコ(藍藻類)の異常繁殖が生じることがあります。また、上流から運ばれた土砂が底部に堆積する「堆砂」により貯水容量が年々減少する問題もあります。

さらに、水没した地域の住民が移住を余儀なくされる社会的問題や、魚類の遡上を妨げる生態系への影響なども議論されてきました。近年は既存ダムの有効活用・再開発を優先し、大規模な新規ダム建設を見直す動きも見られます。

使い方・例文

大きなダム湖では観光ボートが運航されることもあり、春には満開の桜、秋には紅葉が水面に映える景観が楽しめる観光地としても親しまれています。また、毎年夏の渇水シーズンには貯水率が報道され、都市の水道供給への影響が注目されます。

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