ちょすとは?
ちょす
「ちょす」とは、東北地方で広く使われる方言で、「触る」「いじる」「手を加える」という意味を持つ動詞です。
「ちょす」は主に東北地方(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島など)で使われる方言動詞で、「触れる」「いじる」「手を出す」という意味を持ちます。標準語では「触る」や「いじる」に相当しますが、「余計な手を加える」「むやみにいじくる」というニュアンスを含むことも多く、やや否定的な意味合いで使われる場面もあります。
語源については諸説あり、古語の「ちょくちょく触る」行為から来たという説や、「ちょっとする(ちょす)」が訛ったという説などがあります。活用は「ちょさない(触らない)」「ちょして(触って)」「ちょした(触った)」のように動詞として変化します。
日常的な使用場面としては以下が挙げられます。
- 「そこちょすな」(そこに触るな)
- 「人の物ちょすんでない」(人のものをいじるんじゃない)
- 「機械ちょして壊した」(機械をいじって壊してしまった)
「ちょす」は東北方言の特徴的な語彙の一つとして、その地域の言語文化を映し出す言葉です。方言が世代を超えて受け継がれることで、地域のアイデンティティが守られる側面もあり、方言研究や地域文化保存の観点からも注目されています。
使い方・例文
「その機械ちょすな、壊れるから」のように、大切なものや危険なものに触れることをたしなめる場面でよく使われます。
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