ダイカストとは?
だいかすと
ダイカストとは、溶融した金属を金型に高圧で圧入して短時間で精密な形状の部品を大量生産する鋳造法のことです。
ダイカスト(Die Casting)とは、アルミニウム・亜鉛・マグネシウムなどの非鉄金属を溶融し、鋼製の金型(ダイ)に高圧で素早く圧入することで、寸法精度の高い製品を短サイクルで大量生産できる鋳造技術です。
一般的な鋳造と異なり、数十〜数百MPaという高圧を用いることで、金型の細部まで溶湯が行き渡り、肉薄で複雑な形状の部品も高い再現性で製造できます。また金型を繰り返し使用するため、砂型鋳造と比べて表面粗さが小さく、後加工の手間が少ない点もメリットです。
ダイカストの主な特徴は以下の通りです。
- 寸法精度が高く、後加工を最小限にできる
- 薄肉・複雑形状の製品に対応可能
- 生産サイクルが短く、大量生産に適している
- 主にアルミ・亜鉛・マグネシウム合金に使われる
用途は自動車部品(エンジンブロック・ミッションケース・ホイール)・電子機器筐体・家電部品・産業機械など幅広く、特に軽量化が求められる自動車産業での需要が高い技術です。電動車(EV)の普及に伴い、大型アルミダイカスト部品の一体成形(いわゆるギガキャスト)への注目も高まっています。
使い方・例文
自動車のアルミ製エンジンブロックや、スマートフォンのマグネシウム合金筐体などがダイカストで製造された身近な製品です。
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