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マグネシウム合金とは?

まぐねしうむごうきん

マグネシウム合金とは、マグネシウムを主成分とした金属材料で、実用金属の中で最も軽量でありながら高い比強度を持つ軽量構造材料です。

マグネシウム合金は、密度が約1.77 g/cm³と実用金属の中で最も低い軽金属であるマグネシウムを主成分として、アルミニウム(Al)・亜鉛(Zn)・マンガン(Mn)・希土類元素などを添加した合金群です。アルミニウム合金の約3分の2、鉄の約4分の1の密度でありながら、比強度(強度÷密度)が高く、徹底した軽量化が求められる用途に採用されます。

マグネシウム合金の主な特性は以下のとおりです。

  • 最軽量の実用金属: 実用構造用金属の中で最も密度が低く、同体積の部品を大幅に軽量化できます。
  • 優れた比強度・比剛性: 重量当たりの強度・剛性は鋼やアルミニウムと比べても遜色なく、構造設計の自由度が高まります。
  • 振動減衰能: 振動を熱に変換する能力(減衰能)が高く、振動・騒音を低減します。
  • 電磁波遮蔽性: 金属筐体として電磁波シールド効果があり、電子機器の筐体に適しています。

欠点として、耐食性が低く特に海水・塩害環境では激しく腐食するため、表面処理が不可欠です。また、常温での成形性が低く加工が難しい側面もあります。用途はノートパソコン・カメラ・スマートフォンなどの電子機器筐体、自動車のステアリングホイール・シート骨格、航空機の内装部品など軽量化が優先される分野に広がっています。

使い方・例文

ノートパソコンのボディや一眼レフカメラのボディにマグネシウム合金が使われているのは、金属の剛性と電磁波シールド性能を持ちながらプラスチックよりも大幅に軽い筐体が実現できるためです。

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