タンブリツァ舞踊とは?
たんぶりつぁぶよう
タンブリツァ舞踊とは、旧ユーゴスラビア諸国(クロアチア・セルビア・ボスニアなど)でタンブリツァ楽団の演奏に合わせて踊られる伝統的な民族舞踊です。
タンブリツァ舞踊は、バルカン半島の旧ユーゴスラビア地域で発展した弦楽器アンサンブル「タンブリツァ楽団」の演奏に合わせて踊られる民族舞踊の総称です。タンブリツァとはリュート系の撥弦楽器で、ソプラニーノから大型バスまで様々な音域の楽器がアンサンブルを形成します。
舞踊の形式はクロアチア・スラボニア地方を中心にセルビア・ヴォイヴォディナ地方やボスニアなど広い地域に分布し、地域ごとに衣装・振付・音楽スタイルが異なります。基本的には男女ペアまたは集団が列や輪を作り、軽快なステップと腕の動きを組み合わせた踊りが展開されます。
音楽は主に2拍子・4拍子の明快なリズムを持ち、演奏速度が次第に速くなっていく構成が多く見られます。歌われる詩は愛や故郷、生活などをテーマにしたものが多く、即興的に詩句を追加する伝統もあります。
タンブリツァ音楽はクロアチアでは特に「スラヴォニャ地方の文化遺産」として重視されており、定期的な音楽祭(オシエクのタンブリツァ祭など)が開催されています。バルカン民族音楽の多様性と豊かさを示す代表的な芸能形式のひとつです。
使い方・例文
クロアチアのスラボニア地方では結婚披露宴やフォークフェスティバルでタンブリツァ楽団が演奏し、参加者がタンブリツァ舞踊を踊る場面がよく見られます。
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