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タデウシュ・ルジェヴィチとは?

ただゆしるじぇゔぃち

タデウシュ・ルジェヴィチは、第二次世界大戦の体験をもとに戦後ポーランド文学を代表する詩・戯曲を書き続けた詩人・劇作家です。

タデウシュ・ルジェヴィチ(Tadeusz Różewicz、1921〜2014年)は、ポーランドを代表する詩人・劇作家・散文作家です。第二次世界大戦中にレジスタンス運動(国内軍)に参加し、兄を処刑で失うという深い傷を負いました。この体験が、その後の創作の根底を形成しています。

戦後に発表した詩集『不安』(1947年)はポーランド文壇に衝撃を与えました。彼の詩は伝統的な韻律や詩形を意図的に解体し、簡潔で乾いた言葉で大量死・道徳の崩壊・人間存在の空虚さを表現するスタイルが特徴です。言葉を削ぎ落とすことで、かえって言いようのない体験を浮かび上がらせる手法は「否定の詩学」とも呼ばれます。

戯曲においても前衛的な手法を用い、不条理演劇の系譜に連なる作品を残しました。代表的な戯曲には『カード内閣』『老女が座っていた』などがあります。生涯を通じてポーランドのアイデンティティと戦争の記憶をテーマに書き続け、国民的詩人として尊敬を集めました。

使い方・例文

ポーランド文学や20世紀の反戦詩を紹介する文脈で「ルジェヴィチの詩は戦争の惨禍を最小限の言葉で告発した」などと言及される場面で登場します。

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