ソルビン酸カリウムとは?
そるびんさんかりうむ
ソルビン酸カリウムとは、食品や化粧品の防腐・保存に広く使われる食品添加物で、安全性の高い合成保存料です。
ソルビン酸カリウム(英:potassium sorbate)は、ソルビン酸(CH₃-CH=CH-CH=CH-COOH)のカリウム塩で、白色の粉末または顆粒状の物質です。水への溶解性が高く(ソルビン酸そのものより溶けやすい)、食品・化粧品・医薬品など幅広い分野の保存料として国際的に使用されています。
その抗菌作用は、カビ・酵母・細菌の細胞内に取り込まれた後、酵素活性を阻害することで増殖を抑える仕組みによります。pH 6以下の酸性条件でより効果を発揮するため、酸性食品と相性が良い保存料です。
日本では食品衛生法に基づく食品添加物(保存料)として指定されており、使用できる食品と最大使用量が定められています。主な使用食品は次のとおりです。
- チーズ・バター・マーガリンなどの乳製品
- 醤油・味噌などの発酵調味料
- かまぼこ・魚肉ソーセージなどの練り製品
- 清涼飲料水・果実酒類
FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)による評価でも安全性が確認されており、体内で通常の脂肪酸と同様に代謝されます。ただし一部の人に皮膚アレルギーが起きることが報告されており、化粧品成分として使用される場合は成分表示が義務付けられています。
使い方・例文
スーパーで購入したチーズやかまぼこの原材料表示に「保存料(ソルビン酸K)」と記載されている場合がソルビン酸カリウムの使用例です。
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