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ソテツとは?

そてつ

ソテツとは、裸子植物の一種で恐竜時代から姿をほとんど変えていない「生きた化石」とも呼ばれる常緑の植物です。

ソテツ(蘇鉄)は、ソテツ科ソテツ属(Cycas revoluta)に分類される常緑の裸子植物です。日本では九州南部から沖縄、東南アジアインド洋諸島などの亜熱帯・熱帯地域に自生し、庭木や鉢植えとしても広く栽培されています。

ソテツの歴史は非常に古く、約2億8000万年前の古生代ペルム紀ごろから地球上に存在していたとされます。恐竜が生きていた中生代には大繁栄しており、現在もほぼ同じ形を保っていることから「生きた化石」と呼ばれます。

外見はヤシに似た太い幹を持ち、先端に羽状の葉が放射状に広がります。雌雄異株で、雄株は円柱状の球果(雄花)を、雌株は平たい鱗片の集まりのような雌花を形成します。受精後、赤橙色の大きな種子をつけます。

種子にはサイカシンという毒性成分が含まれていますが、沖縄や奄美地方では昔から水にさらしてでんぷんを取り出す「ソテツでんぷん」として食用に利用されてきました。飢饉のときに命をつないだ食料として歴史的な意味も持ちます。成長は極めて遅く、数十年かけてゆっくり幹を伸ばします。

使い方・例文

南国風の庭や植物園でヤシに似た太い幹と羽状の葉を持つ植物を見かけたとき、それがソテツです。沖縄や鹿児島の公園や街路でよく見られ、南国の雰囲気を演出する植物として親しまれています。

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