セリバオウレンとは?
せりばおうれん
セリバオウレンはセリの葉に似た切れ込みの多い葉を持つ山野草で、早春に白い小花を咲かせる日本固有の多年草です。
セリバオウレン(芹葉黄連、学名:Coptis japonica var. dissecta)は、キンポウゲ科オウレン属の多年草で、日本固有の山野草です。オウレン(黄連)の変種のひとつであり、葉の形がセリ(芹)に似ていることからその名がついています。
本州の太平洋側を中心に分布し、落葉樹林の林床などやや湿った日陰を好んで自生します。根茎が黄色く、漢方薬の「黄連(おうれん)」の基原植物としても利用されてきました。
形態の特徴は次のとおりです。
- 葉は3回3出複葉で細かく切れ込み、セリの葉に似た姿をしている
- 花期は2〜4月で、他の植物に先がけて白い小花を咲かせる
- 雌雄異株または両性花をもつ株が混在する複雑な繁殖形態を持つ
- 根茎には黄色のアルカロイド(ベルベリン)を含み、苦味が強い
早春の林床を彩る花として山野草愛好家に人気があり、栽培されることもありますが、野生個体の採取は環境への影響があるため注意が必要です。漢方的な価値と園芸的な魅力を併せ持つ植物として知られています。
使い方・例文
「早春の雑木林を歩いていると、まだ他の草が芽吹く前にセリバオウレンの白い小花が林床を明るく彩っている光景に出会えます。」
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