セラミック蒸発皿とは?
せらみっくじょうはつざら
セラミック蒸発皿とは、理科の実験で液体を加熱・蒸発させて固体成分を取り出すために使う、陶磁器製の耐熱容器のことです。
セラミック蒸発皿とは、理科・化学の実験において溶液や液体を加熱し、溶媒(おもに水)を蒸発させることで溶質(固体成分)を析出・濃縮するために用いる実験器具です。磁製(磁器)または各種セラミック素材で作られており、高温に耐える性質を持っています。
ガスバーナーや酒精ランプ(アルコールランプ)で直接加熱できる点が特徴で、金属製の容器では問題になる錆や反応を避けられます。蒸発皿は浅くて広い形状をしており、表面積が大きいため液体が効率よく蒸発します。
主な用途や使用場面は次のとおりです。
- 食塩水から食塩を析出させる再結晶の実験
- 水溶液から溶質を分離・精製する操作
- 試料の乾燥・灰化
- 少量の物質を溶かして反応させる定性分析
使用後は急冷すると割れる恐れがあるため、加熱後は徐々に冷ます必要があります。また、セラミックは化学的に安定しているため酸やアルカリに対しても比較的耐性がありますが、強酸や強アルカリへの長時間の接触は避けることが望ましいとされています。中学・高校の理科実験で頻繁に登場する基本器具のひとつです。
使い方・例文
「食塩水をセラミック蒸発皿に入れてバーナーで加熱し、水を蒸発させて食塩の結晶を取り出す」のような実験手順で使われます。
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