本文へスキップ

スープ・オ・ピストゥとは?

すーぷおぴすとぅ

スープ・オ・ピストゥとは、フランス南部プロヴァンス地方の夏野菜たっぷりのスープに、バジルのペースト「ピストゥ」を溶かして食べる郷土料理です。

スープ・オ・ピストゥ(Soupe au pistou)は、フランスプロヴァンス地方を代表する家庭料理です。夏から初秋にかけて旬を迎える野菜をふんだんに使ったミネストローネ風のスープで、最後に「ピストゥ」と呼ばれるバジルペーストを溶かして食べるのが最大の特徴です。

スープの具材はインゲン豆(さやのまま)・白インゲン豆・ズッキーニ・トマト・ジャガイモ・玉ねぎ・ニンニク・パスタなど、季節の野菜を組み合わせて煮込みます。ピストゥはバジル・ニンニク・オリーブオイル・チーズをすり合わせたプロヴァンス版バジルソースで、イタリアのジェノベーゼ・ペストによく似ていますが、松の実を使わないのが伝統的です。

食べ方は、各自がスープの椀にピストゥをひとさじ加えてかき混ぜます。バジルの香りと野菜の旨味が一体となって広がり、シンプルながら深みのある味わいになります。

このスープはイタリア・ジェノヴァと交流のあったニースを中心に発展したとされ、地中海を挟んだ食文化の交流を物語っています。夏の終わりに大鍋で作り家族や友人と囲む料理として、プロヴァンスの人々に深く根づいています。

使い方・例文

プロヴァンスの夏の家庭料理として、大きな鍋いっぱいに作ったスープ・オ・ピストゥを食卓の中央に置き、別皿のピストゥを各自でスープに溶かして楽しむスタイルが典型的です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語