スルドゥとは?
するどぅ
スルドゥとは、ブラジルのサンバカーニバルで使われる大型の低音バスドラムで、行進しながら演奏される打楽器です。
スルドゥ(Surdo)は、ブラジルのサンバ音楽において基礎リズムを刻む大型の両面胴太鼓(バスドラム)です。ポルトガル語で「耳が聞こえない・難聴の」を意味し、その名が示す通り、周囲の音をかき消すほどの大きく重い低音が特徴です。
スルドゥは金属またはアルミ製の円筒形の胴体を持ち、両面に皮を張った構造で、肩から紐で吊り下げて立奏します。直径は50〜70センチ程度のものが多く、演奏者は片手にマレット(パジ)を持ち、もう一方の手で皮を押さえてミュートをかけることで、独特のリズムパターンを生み出します。
サンババンド(バテリア)の中でのスルドゥの役割は以下の通りです。
- プリメイロ(1番スルドゥ):ビートの1拍目と3拍目を叩く
- セグンド(2番スルドゥ):ビートの2拍目と4拍目を叩くなど、異なるパートを担当
- テルセイロ(3番スルドゥ):細かいシンコペーションを担当する
スルドゥは単なる打楽器を超え、サンバエスコーラ(サンバスクール)の行進において全体のテンポを統率するリーダー的存在です。リオデジャネイロのカーニバルでは数十台のスルドゥが一斉に鳴り響き、その轟音とともに観客を熱狂させます。近年は日本のサンバグループでも広く使用されています。
使い方・例文
リオのカーニバルの映像で、ダンサーの行列に合わせて大きな太鼓をドンドンと叩きながら行進している奏者が持っているのが、スルドゥです。
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