スペサルタイトガーネットとは?
すぺさるたいとがーねっと
スペサルタイトガーネットとは、マンガンとアルミニウムを主成分とするガーネットの一種で、鮮やかなオレンジから赤橙色が特徴の宝石です。
スペサルタイトガーネット(Spessartite Garnet、またはスペサルティン)は、ガーネットグループに属する宝石で、化学式はMn₃Al₂(SiO₄)₃と表されます。マンガン(Mn)を主成分としており、このマンガン含有量が特徴的なオレンジから赤橙色を生み出します。名前はドイツのバイエルン州にあるシュペッサルト(Spessart)山地に由来します。
色はマンガンの含有量と鉄との比率によって変化し、純粋なスペサルタイトは鮮やかなオレンジ色を呈しますが、鉄が増えるにつれて赤みが強くなります。特にオレンジ色の強いものは「マンダリンガーネット」とも呼ばれ、1990年代にナミビアで発見されたことで宝石市場に大きな衝撃を与えました。
宝石としての特徴をまとめると以下のとおりです。
- モース硬度は7〜7.5でダイヤモンドに比べると柔らかいが日常使いに十分
- 屈折率が高く、ファセットカットによって強い輝きを発揮する
- 産地はナミビア・タンザニア・ブラジル・スリランカ・中国など
- 包有物が少ない高品質品はコレクター市場で高価格がつく
近年は産出量の少ない高品質のマンダリンガーネットが特に注目を集め、同サイズのルビーやサファイアと同等以上の価値がつくこともあります。
使い方・例文
ガーネットといえば赤いイメージを持つ方も多いですが、スペサルタイトガーネットは鮮やかなオレンジ色が魅力で、シトリンやファイヤーオパールとは一線を画す独特の輝きをもつジュエリーストーンです。
この用語をシェア
最終更新: