スファレライト(閃亜鉛鉱)とは?
すふぁれらいと
亜鉛の主要な鉱石鉱物で、硫化亜鉛を主成分とし、黒から黄褐色の樹脂光沢が特徴的な鉱物です。
スファレライト(Sphalerite)は、化学式ZnSで表される硫化亜鉛を主成分とする鉱物で、日本語では閃亜鉛鉱(せんあえんこう)と呼ばれます。亜鉛の最も重要な鉱石鉱物であり、世界の亜鉛生産の大部分がこの鉱物から得られています。
色は不純物の含有量によって大きく変化し、純粋な硫化亜鉛は淡黄色〜透明ですが、鉄分を多く含むほど黒みが増します。光沢は樹脂光沢から半金属光沢を示し、へき開が発達していることも特徴のひとつです。モース硬度は3.5〜4程度で、等軸晶系の結晶構造を持ちます。
熱水鉱床や接触交代鉱床に産出することが多く、方鉛鉱・黄銅鉱・黄鉄鉱などと共生する場合が多く見られます。日本では北海道や岐阜県などに産地が知られていました。
亜鉛は合金(真鍮・ダイカスト)・電池・防錆メッキ・医薬品など幅広い産業に用いられるため、スファレライトは経済的に重要な鉱物として採掘・製錬が行われています。鉱物コレクターの間でも結晶の美しさから人気があります。
使い方・例文
鉱物展示会で黒光りする八面体状の結晶が「閃亜鉛鉱(スファレライト)」として展示されていることがあります。
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