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スティルバイトとは?

すてぃるばいと

ティルバイトとは、ゼオライト族に属するケイ酸塩鉱物で、蝶の翅のような扇形または束状の白〜淡橙色の結晶が特徴的な鉱物です。

ティルバイト(Stilbite)は、ゼオライト(沸石)グループに属するケイ酸塩鉱物で、化学式はおおよそNaCa₄(Si₂₇Al₉)O₇₂·nH₂Oで表されます。名称はギリシャ語で「光沢がある」を意味する「stilbein」に由来し、真珠光沢〜ガラス光沢が美しいことからこう呼ばれます。日本語では「束沸石(たばふっせき)」とも呼ばれます。

スティルバイトの最大の特徴は、板状結晶が束状・扇状・蝶形に集合した独特の結晶形態です。玄武岩などの火成岩の空洞(晶洞)や熱水脈中に、アポフィライト、ヘウランダイト、カルサイトなどの鉱物と伴って産出することが多いです。

色は白・無色が最も一般的ですが、微量の鉄分などにより淡橙色・ピンク色・黄色を帯びることもあります。主な産地はインド(デカン高原)、アイスランド、スコットランド、ブラジルなどで、インド産の淡橙色のものは特に美しい標本として知られています。

ゼオライトの特性として、多孔質構造でイオン交換能力を持ち、工業的には触媒や吸着剤として利用される鉱物グループですが、スティルバイト自体は主に観賞・コレクション用の標本として流通しています。パワーストーンとしても人気があります。

使い方・例文

鉱物展示会や標本ショップで、白や淡橙色の扇形・蝶形に開いた美しい結晶が「スティルバイト(束沸石)」として展示されているのをよく目にします。

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