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ステアリン酸とは?

すてありんさん

ステアリン酸とは、動植物の油脂に広く含まれる炭素数18の飽和脂肪酸で、石鹸や化粧品の原料として使われます。

ステアリン酸(stearic acid)は、化学式C₁₇H₃₅COOHで表される飽和脂肪酸の一種です。炭素原子が18個連なった長鎖の脂肪酸で、常温では白色のロウ状固体として存在します。融点は約70℃です。

ステアリン酸は牛脂・豚脂・カカオバター・シアバターなどの動植物性油脂に多く含まれており、天然の油脂を加水分解(鹸化)することで得られます。化学的には二重結合を持たない飽和脂肪酸であるため、酸化されにくく安定性が高いのが特徴です。

主な用途は以下の通りです。

  • 石鹸・洗剤の原料(脂肪酸塩として)
  • 化粧品・乳液・クリームの乳化剤・感触調整剤
  • ろうそく・口紅・ファンデーションなどの固形化剤
  • プラスチック・ゴムの滑剤・安定剤
  • 食品添加物(乳化剤・固化防止剤)

人体にとってもステアリン酸は細胞膜の成分やエネルギー源として利用される脂肪酸の一つです。食事から摂取された場合、体内でオレイン酸に変換されやすいとされており、他の飽和脂肪酸と比べてコレステロールへの影響が比較的小さいと考えられています。

使い方・例文

「石鹸の成分表示でステアリン酸ナトリウムと記載されているものが多い」のように、日用品・化粧品・食品の成分として登場する語です。

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