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飽和脂肪酸とは?

ほうわしぼうさん

飽和脂肪酸とは、炭素の二重結合を持たない脂肪酸のことで、バターや肉の脂身など動物性脂肪に多く含まれます。

飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)とは、構成する炭素原子がすべて単結合で連なった脂肪酸のことです。「飽和」とは化学的に炭素-炭素二重結合がなく、水素原子が最大限に結合(水素で飽和)した状態を意味します。

飽和脂肪酸は常温では固体または半固体の状態になりやすく、動物性食品に多く含まれます。代表的なものには次のような種類があります。

  • パルミチン酸(C16:0):動物性・植物性を問わず最も広く存在する飽和脂肪酸。
  • ステアリン酸(C18:0):牛脂・カカオ脂に多い。
  • ラウリン酸(C12:0):ヤシ油・パーム核油に豊富。
  • 酪酸(C4:0):バターに特有の短鎖脂肪酸。

飽和脂肪酸は体内でエネルギー源となる重要な栄養素ですが、過剰摂取はLDLコレステロール(いわゆる「悪玉」コレステロール)を増加させ、動脈硬化や心臓病のリスクを高める可能性があるとされています。そのため多くの国の栄養ガイドラインでは、飽和脂肪酸の摂取量を総エネルギーの一定割合以下に抑えることを推奨しています。ただし近年は、脂肪酸の種類や食品全体のコンテキストで評価すべきとの見方も広まっています。

使い方・例文

バター・ラード・牛肉の霜降り部分・ヤシ油(ナタ・ド・ノーク等)・チーズなどに多く含まれています。食品成分表や栄養表示の「飽和脂肪酸」の欄でその量を確認できます。

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