ジョロポとは?
じょろぽ
ジョロポとは、ベネズエラおよびコロンビアの平原地帯(リャノス)を発祥とする伝統的な民族音楽・舞踊であり、両国の国民的シンボルとされています。
ジョロポは、南アメリカ北部に広がる熱帯草原地帯「リャノス」に暮らすリャネーロ(平原の人々)が育んだ民族音楽・舞踊の形式です。ベネズエラではとりわけ国家を象徴する文化として位置づけられており、ベネズエラの国民的音楽と称されることも多いです。
音楽的には六拍子(ヘミオラを多用する3拍子と6拍子の交錯が特徴)の複雑なリズム構造を持ち、主な楽器としてハープ(アルパ)、クアトロ(四弦の小型ギター)、マラカスが使われます。演奏者と歌手が即興的に掛け合いながら進めるスタイルが伝統的です。
舞踊は男女ペアが足でリズムを刻む「ザパテアード」と呼ばれる踏み鳴らし技法が見せ場となり、女性の衣装(ルイナ)のスカートを使った流れるような動きと男性の力強いステップが対照的な美しさを生み出します。
地域によってジョロポ・リャネーロ(ベネズエラ・コロンビア共通)、ジョロポ・ラルゴ、ジョロポ・フィグレアードなど複数の様式があり、それぞれに演奏技法や舞踊スタイルが異なります。ユネスコの無形文化遺産にも登録されており、南米の伝統文化の重要な遺産として国際的に認められています。
使い方・例文
ベネズエラの独立記念日や民族祭典では、ジョロポの演奏と舞踊が広場で繰り広げられ、国民の誇りとして大勢の市民が参加します。
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