ジョゼフ・バンクスとは?
じょぜふばんくす
ジョゼフ・バンクスとは、18世紀イギリスの植物学者・博物学者で、ジェームズ・クックの第1回航海に同行してオーストラリアの植物を大規模に採集・記録した学術探検の先駆者です。
ジョゼフ・バンクス(1743〜1820年)は、イギリスの博物学者・植物学者です。裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学で学び、自然史への強い関心を持ち続けました。
最も有名な業績は、1768〜1771年のジェームズ・クック船長による第1回太平洋探検航海(エンデバー号)への同行です。バンクスは私費を投じて自らの調査チームを組み、タヒチ・ニュージーランド・オーストラリア東岸などで大量の動植物標本を収集しました。特にオーストラリア東岸のボタニー湾(現シドニー近郊)では多数の植物新種が発見され、その地名の由来にもなっています。
帰国後は王立協会会長(1778〜1820年)を長年務め、イギリス科学界の中心人物となりました。キュー植物園の発展にも深く関与し、世界中から植物標本や種子を集める国際的なネットワークを構築しました。
また、オーストラリアへのイギリス植民についてピット首相に進言し、後の植民地設立(1788年のニューサウスウェールズ植民地)に影響を与えたとも言われています。彼の名を冠した植物「バンクシア属(Banksia)」は現在もオーストラリアを代表する植物として知られています。
使い方・例文
「バンクシアという植物名はジョゼフ・バンクスへの献名だ」というように、植物学史や大航海時代の探検史の文脈で紹介されます。
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