ジャン=ピエール・メルヴィルとは?
じゃんぴえーるめるう゛ぃる
ジャン=ピエール・メルヴィルは、フランスの映画監督で、スタイリッシュなギャング映画を確立し、フレンチ・ノワールの巨匠と呼ばれます。
ジャン=ピエール・メルヴィル(1917〜1973年)は、フランスの映画監督です。本名はジャン=ピエール・グランバックで、敬愛したアメリカの作家ハーマン・メルヴィルにちなんで芸名を名乗りました。
アメリカのフィルム・ノワールとハードボイルド文学を深く愛し、それをフランス的な美学と融合させた独自のギャング映画スタイルを確立しました。寡黙な主人公、長い沈黙、都会の孤独、職業的な誇りといったモチーフが彼の作品に一貫して流れています。
代表作として以下が挙げられます。
- 『サムライ』(1967年):アラン・ドロン主演。孤高の殺し屋を描いた不朽の名作
- 『影の軍隊』(1969年):フランスのレジスタンスを描いた傑作
- 『ル・サークル・ルージュ』(1970年):緻密な宝石強盗計画を描く
ヌーヴェルヴァーグの監督たちより一世代上のメルヴィルですが、その自主制作的な姿勢と個人スタジオの設立はゴダールやトリュフォーに大きな影響を与えました。セルジオ・レオーネやジョン・ウー、さらには近年のジャンル映画にも多大な影響を残した、映画史上きわめて重要な存在です。
使い方・例文
「ジャン=ピエール・メルヴィルの『サムライ』はフレンチ・ノワールの教科書的作品で、香港映画やハリウッドにも多大な影響を与えた」という形で映画評論に登場します。
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