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フィルム・ノワールとは?

ふぃるむのわーる

フィルム・ノワールとは、1940〜50年代ハリウッドで流行した、犯罪・腐敗・運命の不条理を陰鬱なビジュアルで描くスタイルの映画群です。

フィルム・ノワール(Film Noir)とは、主に1940年代から1950年代のハリウッドで制作された犯罪映画・スリラーのスタイルを指す言葉です。フランス語で「暗い映画」を意味し、当時のフランスの批評家がアメリカ映画の新しい傾向を評してこう呼んだことが名称の起源とされています。

フィルム・ノワールの特徴として代表的なものを挙げると、以下のようになります。

  • ローキー照明:影と光の強烈なコントラスト(チアロスクーロ技法)
  • 運命の女(ファム・ファタール):主人公を破滅へと誘う魅力的な女性
  • 悲観的・ニヒリスティックな世界観:救いのない結末や道徳的曖昧さ
  • 主観的ナレーション・回想構成:探偵や犯罪者の一人称視点
  • 都市の夜景・雨・煙草の煙:頽廃した都市空間の演出

ジャーマン・エクスプレショニズム(ドイツ表現主義)をルーツとする亡命監督たちが多く関与し、レイモンド・チャンドラーやダシール・ハメットのハードボイルド小説が原作に多用されました。代表作には『マルタの鷹』『深夜の告白』『ローラ』などがあります。

1980年代以降は「ネオ・ノワール」としてスタイルが継承され、現代映画にも大きな影響を与え続けています。

使い方・例文

「このサスペンス映画はフィルム・ノワールの系譜を引くネオ・ノワール作品で、腐敗した警察社会を描いている」のように使います。映画評論や映画史の文脈で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「ふぃるむのわーる」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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