ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とは?
じぇーむずうぇっぶうちゅうぼうえんきょう
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とは、NASAなどが開発した赤外線宇宙望遠鏡で、宇宙誕生直後の銀河や系外惑星の大気を観測できる現代最高性能の宇宙望遠鏡です。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope、JWST)は、NASA(米航空宇宙局)・ESA(欧州宇宙機関)・CSA(カナダ宇宙庁)が共同開発した赤外線宇宙望遠鏡です。2021年12月にアリアン5ロケットで打ち上げられ、地球から約150万km離れたラグランジュ点(L2点)に配置されています。
JWSTの主鏡はベリリウム製の六角形セグメント18枚を組み合わせた口径約6.5mの金メッキ反射鏡で、ハッブル宇宙望遠鏡(口径2.4m)を大きく上回ります。宇宙背景放射に埋もれやすい赤外線を効率的に検出するため、望遠鏡全体をテニスコート大のサンシールド(日除け)で太陽・地球・月の熱放射から遮蔽し、約マイナス233度の極低温に保っています。
JWSTの主な観測能力と成果には以下が含まれます。
- 初期宇宙の銀河観測:宇宙誕生から数億年後の銀河の形成過程を詳細に撮影
- 系外惑星大気分析:トランジット法と分光観測で系外惑星の大気組成を解析
- 星形成領域の観測:塵に隠れた原始星や惑星系形成の現場を赤外線で透視
- 太陽系天体の詳細観測:木星の嵐や土星の環なども高解像度で撮影
打ち上げ後の初画像公開(2022年)では、数十億光年先の銀河団が驚くほど鮮明に捉えられ、世界中で大きな反響を呼びました。JWSTは今後10年以上の運用が期待されており、宇宙の起源や生命の可能性を探る研究に革命をもたらす存在として注目されています。
使い方・例文
「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した画像には、130億年以上前に存在した初期宇宙の銀河が鮮明に映し出されていた」のように、最先端の宇宙観測の話題で頻繁に登場します。
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