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シュメール語とは?

しゅめーるご

シュメール語とは、古代メソポタミア南部で使われた、現存する最古の記録を持つ言語の一つです。

シュメール語は、紀元前4000年紀から紀元前2000年紀頃にかけメソポタミア南部(現在イラク南部)で話されていた言語です。楔形文字記録されており、現存する文字資料の中で最も古い部類に入ります。

言語系統上、シュメール語は他のいかなる言語とも系統関係が証明されていない「孤立した言語」です。アッカド語(セム語族)や周辺言語との対応が見いだせず、その起源は今も謎のままです。文法的には膠着語で、名詞の格関係や動詞の人称・相・態を接辞によって表します。

シュメール文明はティグリス・ユーフラテス川の間に栄え、都市国家ウル・ウルク・ラガシュなどが並立しました。楔形文字は粘土板に葦のペンで刻んだもので、初期は絵文字に近い形から次第に抽象的な楔形記号へと変化しました。

シュメール語は紀元前3000年紀にアッカド語が優勢になると話し言葉としては衰退しましたが、宗教・学術・文学の書き言葉として長く使われ続けました。「ギルガメシュ叙事詩」の原型となる物語や、世界最古の法典ともいわれる「ウル・ナンム法典」もシュメール語で記されています。

使い方・例文

「シュメール語の粘土板には、世界最古の商取引の記録が残っている」のように歴史・言語学の文脈で登場します。

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