シャロレーとは?
しゃろれー
シャロレーとは、フランス中東部のシャロレー地方原産の大型肉用牛品種で、白色の被毛と優れた産肉性を持ち、世界の肉牛生産で広く利用されます。
シャロレー(Charolais)は、フランスのブルゴーニュ地方南部・シャロレー地方を原産とする大型の肉用牛品種です。18〜19世紀にかけて計画的な品種改良が進められ、現在では欧米を中心に世界各地で飼育される国際的な品種となっています。
外見的な特徴として、クリーム色から白色の被毛が最も目立ちます。体格は大型で筋肉の発達が著しく、雄の成牛は体重が1,000kgを超えることもあります。角は黄白色で、皮膚・蹄・鼻鏡も淡色を示します。
肉用品種としての主な特性は以下の通りです。
- 産肉性が高く、枝肉歩留まりに優れる
- 筋肉量が多く赤肉率が高い
- 発育が速く、飼料効率が良い
- 交雑(F1)生産において他品種との組み合わせで優れた産肉能力を子に伝える
日本では純粋なシャロレー種の飼養は限られますが、黒毛和種や他品種との交雑種を生産する際の交雑用種雄牛として活用されることがあります。フランスではシャロレー牛の肉は地域の食文化と結びついており、AOPによる産地保護の議論もあります。世界の肉牛産業において生産効率の高い品種として重要な位置を占めています。
使い方・例文
欧州やアメリカの牧場における肉牛の品種説明、または交雑肉牛の品種構成を解説する農業・畜産の文脈で登場します。
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