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シソーラスとは?

しそーらす

シソーラスとは、語彙を意味的なつながりによって体系的に整理した類語・関連語の辞典です。

シソーラス(thesaurus)とは、単語アルファベット順や五十音順に並べる通常の辞書とは異なり、語義や意味的な関連性にもとづいて語彙を分類・整理した参照資料です。語源ギリシャ語の「宝庫」を意味する「thesauros」に由来し、知識の宝庫としての辞典という位置づけを示しています。

シソーラスでは、ある概念に対して同義語・類義語・対義語・上位語・下位語・関連語などが一覧できるよう構造化されています。例えば「幸福」という語を引くと、「喜び」「満足」「歓喜」といった類語や、対義語の「不幸」「悲嘆」などが示されます。

主な用途と種類としては以下が挙げられます。

  • 文章執筆支援:同じ語の繰り返しを避け表現を豊かにする
  • 情報検索:検索システムで関連語を自動展開し検索漏れを防ぐ
  • 自然言語処理:機械翻訳や意味解析の基盤データとして利用
  • 図書館情報学:索引語の統制と主題検索の精度向上に活用

英語圏では19世紀に刊行されたロジェのシソーラスが広く知られています。情報技術の発展にともない、WordNetのような大規模な電子シソーラスが整備され、現在では人工知能や検索エンジンの核心技術の一つとなっています。

使い方・例文

文章を書くときに「美しい」という形容詞が重なってしまったとき、シソーラスで類語を調べて「華麗な」「端麗な」「麗しい」などに言い換える場面で使われます。

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