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サーカディアンリズムとは?

さーかでぃあんりずむ

サーカディアンリズムとは、約24時間周期で繰り返される生体リズムのことで、睡眠・体温・ホルモン分泌などを調節する体内時計の基盤です。

サーカディアンリズム(Circadian Rhythm)とは、生物が持つ約24時間周期の内因性リズムのことです。「サーカディアン」はラテン語で「約(circa)一日(dies)」を意味します。体内時計とも呼ばれ、ヒトをはじめ動物・植物・菌類など多くの生物に存在することが確認されています。

ヒトのサーカディアンリズムは、脳の視交叉上核(SCN)が中枢時計として機能し、全身の細胞にある末梢時計を統括しています。視交叉上核は目の網膜から光の情報を受け取り、体内時計を外界の昼夜サイクルに合わせる(同調させる)役割を担います。

サーカディアンリズムが調節する主な生理機能には以下のものがあります。

  • 睡眠・覚醒サイクル:夜になるとメラトニンが分泌されて眠気が促される
  • 体温リズム:早朝に最低値、夕方に最高値をとる約1度の変動
  • ホルモン分泌:コルチゾールは朝方に急上昇して活動を促す
  • 消化・代謝機能:食事の消化吸収効率も時間帯によって異なる

時差ぼけ・夜勤・スマートフォンの夜間使用などでサーカディアンリズムが乱れると、睡眠障害・肥満・免疫低下・抑うつなど様々な健康影響が生じることが研究で示されています。2017年には、サーカディアンリズムの分子メカニズムを解明した研究者3名がノーベル生理学・医学賞を受賞し、この分野への関心がさらに高まりました。

使い方・例文

海外旅行で時差ぼけになるのはサーカディアンリズムと現地の昼夜がずれるためであり、光を浴びる時間を調整することで体内時計をリセットできます。

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