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サルコイドーシスとは?

さるこいどーしす

サルコイドーシスとは、全身のさまざまな臓器に肉芽腫という炎症の塊が形成される原因不明の疾患で、肺・リンパ節・眼などに好発します。

サルコイドーシスとは、免疫細胞が集まって形成される「非乾酪性類上皮細胞肉芽腫」が全身の臓器に生じる疾患です。原因現在のところ完全には解明されていませんが、何らかの抗原に対する過剰な免疫応答が関与していると考えられています。日本を含む世界各地に分布し、指定難病に認定されています。

発症する年齢層は20〜30代と40〜50代に二峰性のピークがあり、女性にやや多い傾向があります。最も多く障害される臓器は肺・縦隔リンパ節・眼・皮膚ですが、心臓・神経・腎臓・骨などにも病変が生じることがあります。

主な症状は侵された臓器によって異なります。

  • 肺:咳・息切れ・胸部異常影(検診で偶発的に発見されることも多い)
  • 眼:ぶどう膜炎による視力低下・飛蚊症・充血
  • 皮膚:結節性紅斑・皮膚サルコイド
  • 心臓:不整脈・心ブロック(突然死のリスクあり)
  • 神経:顔面神経麻痺・脳神経障害

診断は胸部X線・CT・血液検査(ACE値・カルシウム値の上昇など)・気管支鏡による組織生検などによって行われます。自然寛解することも多く、無症状の場合は経過観察にとどめますが、重要臓器(眼・心臓・神経)に障害が及ぶ場合や症状が強い場合はステロイド薬による治療が行われます。

使い方・例文

健康診断の胸部X線で縦隔リンパ節の腫大を指摘されて精密検査を受け、サルコイドーシスと診断されるケースがよくある受診経路のひとつです。

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