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サパルムラト・ニヤゾフとは?

さぱるむらとにやぞふ

サパルムラト・ニヤゾフとは、中央アジアトルクメニスタン初代大統領で、「トルクメンバシ(トルクメン人の父)」を名乗り独裁体制を築いた政治家です。

サパルムラト・ニヤゾフ(Saparmurat Niyazov、1940〜2006年)は、ソビエト連邦崩壊後に独立したトルクメニスタンの初代大統領(在任1991〜2006年)です。旧ソ連時代は共産党書記長を務め、独立後はそのまま権力を握り続けました。

ニヤゾフの統治は、個人崇拝の極端さで国際的に知られています。自ら「トルクメンバシ(トルクメン人の父)」という称号を名乗り、肖像が国中の建物や紙幣に掲げられました。彼が著した『ルフナマ(精神の書)』は国定教科書として義務教育に組み込まれ、その内容を試験で問われるほどでした。

政策面では、天然ガスの豊富な資源を背景に、電気・ガス・水道・食塩を国民に無料または格安で提供する一方、政治的自由や報道の自由は厳しく制限されていました。月の名前や曜日を自身や家族の名にちなんで改称するなど、奇抜な施策も多く行いました。

2006年に突然死去するまで終身大統領として君臨し、後継者には比較的実務的なグルバングル・ベルディムハメドフが就任しました。ニヤゾフの統治は権威主義・個人崇拝体制の典型例として政治学や国際関係論で頻繁に引用されます。

使い方・例文

「ニヤゾフは極端な個人崇拝体制の事例として、権威主義政治を論じる際によく取り上げられます。」政治学や比較政治の文脈で登場することが多い人物です。

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