サバンナ気候とは?
さばんなきこう
サバンナ気候とは、年間を通じて高温で、明確な雨季と乾季があり、草原と疎林が広がる熱帯の気候区分です。
サバンナ気候とは、ケッペンの気候区分においてAw(熱帯季節風気候)に分類される気候で、熱帯に位置しながら明確な乾季(雨の少ない季節)と雨季を持つ気候です。一年中気温は高く、最寒月でも平均気温が18℃以上あるという熱帯気候の条件を満たしています。
主な特徴は次のとおりです。
- 年平均気温は高く、季節ごとの気温差より昼夜の寒暖差のほうが大きい
- 雨季と乾季が明確で、雨季は太陽が高くなる夏に集中する
- 年降水量は比較的多いが、乾季は数ヶ月間ほとんど雨が降らない
- 植生は丈の高い草原(サバンナ)にアカシアなどの疎林が点在する景観
サバンナ気候は赤道に近い熱帯雨林気候の外側に帯状に分布しており、アフリカのサハラ砂漠以南・東アフリカ・西アフリカの一部、南アメリカのブラジル高原(セラード)、オーストラリア北部、インド半島などが代表的な分布地域です。
アフリカのサバンナはゾウ・キリン・ライオン・シマウマなど多くの野生動物の生息地であり、生物多様性の観点からも重要な地域です。農業的には乾季に合わせた焼畑農業や牧畜が伝統的に行われてきました。
使い方・例文
ケニアやタンザニアの国立公園で野生動物が広大な草原を移動する映像は、サバンナ気候の典型的な景観として地理の授業や自然ドキュメンタリーで頻繁に紹介されます。
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