コントラファゴットとは?
こんとらふぁごっと
コントラファゴットとは、ファゴットよりさらに低音域を担うオーケストラの木管楽器で、オーケストラの最低音を支える重厚な音色が特徴です。
コントラファゴット(contrafagotto、英語ではcontrabassoon)は、ファゴット(バスーン)の一オクターブ低い音域をカバーする木管楽器です。記音より実音が1オクターブ低く、オーケストラで使われる楽器の中でも最も低い音域を出すことができます。
構造的にはファゴットを大型化したものですが、管の総延長は約5.5メートルにも及び、それを複数回折り畳んでコンパクトにまとめた形状をしています。ダブルリード(2枚のリードを重ねて振動させる発音機構)を使って音を出す点はファゴットと同じです。
音の特性として、低音域は重厚で地を這うような響きを持ち、オーケストラの低音部全体を支える役割を果たします。チューバやコントラバスと協力して、楽曲の土台となる低音の輪郭を形成します。
コントラファゴットが活躍する作品には、ベートーヴェンの交響曲第5番や第9番、ブラームスの交響曲第1番などがあり、特に劇的なクライマックスや重厚な低音の響きが求められる場面で効果的に使われます。演奏技術の難しさや楽器の大きさから奏者の数が少ない希少な楽器ですが、オーケストラにおける存在感は大きいです。
使い方・例文
オーケストラのコンサートプログラムの「使用楽器一覧」にコントラファゴットの名前が載っていることや、交響曲の低音部の解説で登場することが多いです。
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