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コムンゴとは?

こむんご

コムンゴは、朝鮮半島に古くから伝わる6弦の撥弦楽器で、宮廷音楽から民俗音楽まで広く用いられる韓国を代表する弦楽器です。

コムンゴ(거문고)は朝鮮半島で三国時代(4〜7世紀頃)に成立したとされる弦楽器で、長い桐製の共鳴胴の上に6本の弦を張り、竹製の細い棒(スル)で弾いて演奏します。「黒い琴」を意味する漢字表記「玄琴」とも書かれます。

構造の特徴として、胴の上面に16個の木製フレット(괘、クェ)が立てられており、左手でフレットと弦の間を押さえながら音高と音色を細かく調整します。右手ではスル(대、棒)を使って弦を弾くほか、指で弾くテクニックも組み合わせます。音色は力強く深く、重厚な倍音を含んだものです。

コムンゴは韓国の伝統音楽において非常に重要な地位を占めます。

  • 朝鮮王朝の宮廷雅楽(アアク)や正楽(チョンアク)に欠かせない楽器
  • 「楽器の長(百楽之丈)」と称され、文人が教養として修めるべき楽器とされた
  • 現代では伝統音楽の保存・継承のほか、現代音楽や融合音楽にも活用

演奏習得は難しく、フレットの押さえ方の微妙な変化だけで音高・音色・ビブラートを自在に操る高度な技術が求められます。ユネスコ無形文化遺産にも関連する韓国伝統音楽の象徴的な楽器です。

使い方・例文

韓国の宮廷音楽の演奏会では、コムンゴの低く重厚な音色が室内に響き渡り、雅楽の荘厳な雰囲気を作り出します。

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