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ケース・ファン・ドンゲンとは?

けーすふぁんどんげん

ケース・ファンドンゲンは、鮮烈な色彩と大胆な描線でパリの社交界の女性たちを描いたオランダ出身のフォービスム画家で、20世紀初頭のパリ画壇で名声を博しました。

ケース・ファンドンゲン(Kees van Dongen、1877〜1968年)は、オランダロッテルダム近郊のデルフスハーフェン生まれの画家です。1897年にパリに移住し、モンマルトルの芸術家集団と交わりながら独自のスタイルを確立しました。フォービスム(野獣派)の重要な画家のひとりとして位置付けられています。

ファン・ドンゲンの絵画の特徴として、以下が挙げられます。

  • 強烈な原色の使用と大胆な色彩対比
  • 女性の官能的な美しさを誇張した独特の人物表現
  • パリ社交界の華やかさ・夜の世界を描いた題材選択
  • 素早く力強い筆致による躍動感

1905年のサロン・ドートンヌに参加してフォービスムの運動に加わり、マティス・ドラン・ウラマンクらとともに「野獣派」として名を馳せました。その後は社交界の寵児として活動の場を広げ、パリの上流社会の女性たちを多数描いたポートレートで名声を確立しました。

晩年はモナコに居を移し、1968年に90歳で逝去するまで長い創作活動を続けました。派手でゴージャスな女性像は今日でも高い人気を誇り、世界各地の美術館に作品が収蔵されています。

使い方・例文

「ケース・ファン・ドンゲンの描く女性たちは、大胆な色使いと妖艶な表情が特徴で、20世紀初頭のパリのムードを伝えている」のように、フォービスムや近代西洋絵画を紹介する際に取り上げられます。

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