ケルシュとは?
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ケルシュとは、ドイツのケルン市で生まれた淡色でクリアなビアスタイルで、上面発酵酵母を使いながら低温で後熟成を行う独特の製法が特徴です。
ケルシュとは、ドイツ西部のケルン(Köln)市で古くから醸造されてきた伝統的なビアスタイルです。ケルン市とその周辺地域のみで生産が認められており、EU法によって地理的表示が保護されています。
ケルシュの最大の特徴は、エール系の上面発酵酵母を使用しながらも、発酵後に低温(0〜4℃程度)でラガリング(後熟成)を行う点です。この「エールとラガーの中間的」とも呼べる製法によって、エール特有のほのかなフルーティーさを持ちながら、ラガーのようにクリーンでスッキリとした口当たりを実現しています。
ケルシュの主な特徴は次のとおりです。
- 色:淡い黄金色で非常に澄んだ透明感
- アルコール度数:4.5〜5.2%程度
- 苦味:ほどよく穏やか
- 香り:微かな果実感と麦芽の清潔感
ケルンでは「ケルシュグラス」と呼ばれる細長い円筒形のグラス(容量約200ml)で提供されるのが慣習で、グラスが空になると「コルベ」と呼ばれる専用の木製トレイを持ったサービス係(ケラー)が次々と補充してくれます。この独特のサービスもケルシュ文化の一部です。旅行者や地域の人々に愛され、ケルンのビール文化を象徴する存在となっています。
使い方・例文
「ケルンの伝統的なビアホールでは、ケルシュを細長いグラスでぐるぐると運んでくれます」のように、ドイツのビール文化を紹介する文脈で使われます。
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