グリーンフラッシュとは?
ぐりーんふらっしゅ
グリーンフラッシュとは、日没や日の出の瞬間に太陽の上端が緑色に輝いて見える希少な大気光学現象です。
グリーンフラッシュ(Green Flash)とは、太陽が水平線に沈む直前、あるいは昇る直後の一瞬に、太陽の上端部分が鮮やかな緑色に閃光のように輝いて見える大気光学現象です。持続時間は通常1〜2秒程度と非常に短く、条件が整った場所でしか観察できないため、幸運の象徴とも呼ばれます。
この現象が起きる仕組みは、大気による光の屈折と分散にあります。太陽光は複数の色(波長)から構成されており、大気中を通過する際に波長によって屈折率が異なります。赤い光は屈折が小さく、青・紫は散乱されやすいため、地平線近くでは緑の光だけが観察者の目に届きやすくなります。その結果、太陽の縁が緑色に光って見えるのです。
観察しやすい条件としては次のものが挙げられます。
- 水平線がはっきり見える海岸や広大な平原
- 大気が安定していて霞や雲が少ない日
- 太陽高度が水平線に近い夕暮れや夜明け直前
ジュール・ヴェルヌの小説『緑の光線』(1882年)でも取り上げられ、「この光を見た者は人の心を読める」という伝説も生まれました。現代でも撮影難易度が高く、写真愛好家や気象マニアの間で人気の被写体となっています。
使い方・例文
ハワイのビーチで夕日を眺めていたとき、太陽が海に沈む瞬間に上端が緑色に輝くグリーンフラッシュを目撃し、同行者全員が歓声を上げた。
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