グリップ部門とは?
ぐりっぷぶもん
グリップ部門とは、映画・映像制作においてカメラを支える機材(ドリーやクレーンなど)の設置・操作を担当するスタッフ部門です。
グリップ部門(grip department)とは、映画・テレビドラマ・映像制作の現場において、カメラを安定して移動・固定させるための機材全般の管理・設置・操作を専門に担当するスタッフ組織のことです。
グリップ部門が担当する主な機材と業務には以下が含まれます。
- ドリー:カメラをレール上で滑らかに移動させる台車
- クレーン・ジブ:カメラを上下・回転させるアーム機材
- ステディカム:手持ち撮影を安定させるカメラ安定化装置
- カメラカー:走行中に撮影するための車両と固定装置
- フラッグやシルク:光の遮断・拡散のための補助道具
グリップ部門は照明部門(電気系統を扱うガファー部門)と協力して撮影環境を整えますが、グリップは電気系統は扱わず機械的・構造的な機材を専門とする点が異なります。
チームの統括はキー・グリップ(Key Grip)が務め、その下にベスト・ボーイ・グリップ(Best Boy Grip)やグリップ・スタッフが続く階層構造を持ちます。ハリウッドをはじめとする大型制作では独立した部門として機能しますが、国内の中小規模制作では撮影部と兼務することもあります。カメラワークの表現力に直結する重要な技術部門です。
使い方・例文
激しいアクションシーンで俳優を追うダイナミックなカメラ移動や、高所からの俯瞰ショットを実現するのがグリップ部門の仕事で、撮影監督のビジョンを機材で具現化します。
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