グラビエラとは?
ぐらびえら
グラビエラとは、ギリシャで最も広く親しまれているハードチーズで、スイスのグリュイエールを模して作られた甘みとコクが特徴の銘品です。
グラビエラ(Graviera)は、ギリシャで生産される硬質チーズの中で最も流通量が多く、国民的な人気を誇るチーズです。その名はスイスのグリュイエール(Gruyère)に由来しており、19世紀以降ギリシャで独自に発展した品種です。現在はギリシャ各地でPDO(保護原産地呼称)の認定を受けた複数のタイプが存在します。
代表的な産地として以下が挙げられます。
- グラビエラ・クリティス:クレタ島産。羊乳主体で、甘みとコクが際立つ。PDO認定あり
- グラビエラ・ナクソウ:ナクソス島産。牛乳が主体でマイルドな味わい。PDO認定あり
- グラビエラ・アムフィリアス:中央ギリシャ産。羊乳ベースで風味豊か
製造には加熱・圧搾の工程が含まれ、熟成期間は最低5か月程度です。外皮は黄褐色の硬い皮で覆われ、内部は淡い黄色で細かな穴(気泡)が見られることもあります。風味は甘みがあってバターのようなコクがあり、ナッツのような香ばしさも感じられます。ギリシャでは薄くスライスしてそのまま食べるほか、グリルして前菜にする「サガナキ」にも使われます。フェタチーズと並んでギリシャを代表するチーズとして世界的に知られるようになっています。
使い方・例文
ギリシャ料理レストランで出てくるチーズの盛り合わせや、フライパンで焼いた「サガナキ」(揚げチーズ)にグラビエラが使われます。白ワインやギリシャの地ワインとよく合います。
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