グラウンドエフェクトとは?
ぐらうんどえふぇくと
グラウンドエフェクトとは、地面に近い場所を飛行・走行する物体が地面の影響で空気力学的なダウンフォースや揚力を得る現象です。
グラウンドエフェクト(地面効果)とは、翼や車体が地面の近くを通過する際に、地面と翼下面の間に生じる空気の圧縮・加速によって通常とは異なる空気力学的な挙動が生まれる現象です。航空機・レーシングカー・ホバークラフトなど、速度と空気力学が深く関わる乗り物の設計において重要な要素となっています。
グラウンドエフェクトが生む効果は用途によって異なります。
- 航空機の場合:地面近くでは翼下の気流が地面に遮られて下降気流が弱まり、誘導抗力が減少して揚力が増す。着陸時の「浮き上がり感」や離陸直後のスムーズな上昇に関係する
- レーシングカーの場合:車体底面を翼のように設計し、地面との間を高速で流れる空気の圧力を下げてダウンフォース(下向きの力)を生み出す。コーナリング性能を大きく向上させる
- 地面効果翼機(WIG機):水面や地面すれすれを飛ぶことでグラウンドエフェクトを利用して揚力を得る独自の乗り物
F1などのモータースポーツでは、グラウンドエフェクトを最大化するためにサイドポッドやフロア形状に細心の注意が払われており、レギュレーションでもその活用範囲が規定されています。
使い方・例文
着陸直前のジェット機がなかなか滑走路に降りてこない「浮き上がり現象」や、F1マシンが低く構えたフロアで高速コーナーを安定して走る場面がグラウンドエフェクトの典型例です。
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