クレウェルワークとは?
くれうぇるわーく
クレウェルワークとは、太めの毛糸を使ってキャンバスや麻布などに刺繍する伝統的な手芸技法です。
クレウェルワーク(Crewel Work)とは、ウール(羊毛)を撚り合わせた太めの刺繍糸「クレウェル糸」を使い、麻布やリネン地に絵画的な模様を刺繍する伝統的な手芸技法です。17世紀のイギリスで盛んになった技法で、特にジェームズ朝時代に貴族の間で流行し「ジャコビアン刺繍」とも呼ばれます。
クレウェルワークの特徴は次の点にあります。
- 太くふっくらとした毛糸を使うため、立体感と温かみのある表現ができる。
- 草花・木の葉・ツタ・鳥などの自然モチーフを大きくダイナミックに描く。
- ステッチの種類が豊富で、アウトラインステッチ・サテンステッチ・チェーンステッチなどを組み合わせて陰影を表現する。
- 下地の布地が一部透けて見えることも多く、刺し埋めすぎない余白が魅力。
歴史的には、17世紀に流行したインド更紗(チンツ)の模様に影響を受けたデザインが多く、エキゾチックな雰囲気を持つ作品が多いです。現代でもイギリスを中心に手芸愛好者の間で続けられており、クッションカバー・タペストリー・ベッドカバーなどに仕立てられることが多い技法です。
使い方・例文
クレウェルワークで作られたクッションカバーは、ウール糸の立体的な刺繍が温かみを演出し、インテリアのアクセントになります。手芸教室では初心者向けに草花のモチーフを使った小さな作品から学ぶことができます。
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