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クラスターとは?

くらすたー

音楽におけるクラスターとは、隣り合う音を密集させて同時に鳴らす不協和な和音技法で、20世紀現代音楽で多用される表現手段のひとつです。

音楽用語としてのクラスター(cluster)、または「音群」とは、半音階的に隣接する複数の音を同時に鳴らすことで生まれる密集した不協和音のことです。英語では「tone cluster」(音の塊)とも呼ばれます。

ピアノでのクラスター奏法では、指先や手のひら・こぶし・前腕などを使って鍵盤を広い範囲でまとめて押さえます。このため通常の和音とは大きく異なる「塊」のような音響効果が得られます。

クラスターを積極的に活用した主な作曲家・作品は以下の通りです。

  • ヘンリー・カウエル:ピアノ曲でクラスターを体系的に初めて用いた先駆者
  • バルトーク・ベーラ:管弦楽や室内楽にクラスターを組み込んだ
  • クシシュトフ・ペンデレツキ:弦楽四重奏などでクラスター的な音響を探求

クラスターは不安・混乱・騒音・自然現象などを表現するのに適しており、映画音楽やゲーム音楽のホラー・緊張場面でも広く使われています。また「クラスター」という語は音楽以外にも、コンピュータ科学(サーバー群)や統計学(データの集まり)など多様な分野で使われます。

使い方・例文

ピアノの鍵盤を拳で叩いてたくさんの音を同時に出すシーン、またはホラー映画で緊張感を高めるために弦楽器が密集した不協和音を鳴らす場面で、クラスターの手法が使われています。

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