クオータ制とは?
くおーたせい
クオータ制とは、女性や少数派など特定のグループの代表者数を一定割合以上確保するよう義務または目標として設定する制度です。
クオータ制(Quota System)とは、性別・人種・民族などの属性に基づき、議会・企業の役員・候補者リストなどにおいて特定グループの構成比率を一定数・一定割合以上確保することを法律や規則で義務づけるか、目標として設定する制度です。
クオータ制には主に以下の種類があります。
- 議席クオータ:議会の議席そのものを一定数確保する
- 候補者クオータ:政党が選挙候補者リストに一定割合含めることを義務づける
- 自発的クオータ:政党や企業が任意で目標値を設定する
世界100か国以上が何らかの形でクオータ制を採用しており、ノルウェーでは2003年に企業役員の女性比率を40%以上とする法律が施行されたことで知られています。日本では法的義務はないものの、政府が女性活躍推進の目標値を設定するなど取り組みが進んでいます。
賛否両論があり、支持側は「機会の平等だけでは構造的不平等を是正できない」と主張し、反対側は「能力主義に反する」「逆差別」と指摘します。実績では女性議員比率の向上や多様な意思決定につながった事例が多く報告されており、ジェンダー平等・ダイバーシティ推進の重要な政策手段として国際的に議論が続いています。
使い方・例文
「この国ではクオータ制により、国会議員候補の少なくとも30%を女性にしなければならない」というように、ジェンダー政策や多様性に関する議論で使われます。
この用語をシェア
最終更新: